神戸・三宮の神戸阪急本館西側壁面で、2025年12月6日と7日の2日間、約10分間の大型プロジェクションマッピング「KOBE CONNECTION ~海・山そしてわが街、これまでもこれからも~」が各日10回上映されます。時間は17時30分から20時まで、15分間隔で投影され、観覧は無料・事前申込不要です。
この映像は、「Sannomiya City Xmas 2025」の中核企画として実施され、三宮駅前の象徴的な建物をキャンバスに、港町・神戸の開港当初の情景から現代、そしてクリスマスの光に至るまでを描きます。制作を担った株式会社大谷デザイン研究所は、神戸市やエイチ・ツー・オー リテイリング、阪急阪神百貨店と連携し、三宮エリアのにぎわい創出と地域活性化を狙います。
コンテンツは三部構成で、歴史パートでは建物の壁面から帆船や蒸気船が立体的に飛び出す演出を実写と3DCGで表現。現代パートでは海・山・街で暮らす人々を実写で映し、「花=思い」をモチーフにロケーションを巡りながら花束へとつないでいきます。クリスマスパートでは、天空から舞う雪や光の回廊・ゲートなどのビジュアルエフェクトにより、クライマックスを彩る光の世界観を演出します。
技術面では、神戸阪急本館西側壁面の建築的特徴を細かく解析し、歪みを抑えた投影を実現したほか、ロケ撮影映像と3DCGを高度に統合。約10分の映像内で歴史・現在・未来が途切れなくつながる物語性を持たせています。さらに、クラウドファンディング支援者のメッセージを投影する参加型の仕組みも組み込み、地域との一体感を高める狙いです。
今後は、こうした建築物を活用した映像表現が観光資源やナイトタイムエコノミーの強化策として広がる可能性があり、他都市への展開や恒常的な演出への発展が注視されます。
【イベント情報】
会場名 神戸阪急本館西側壁面
住所 兵庫県神戸市中央区小野柄通8-1-8
開催日 2025年12月6日・7日
時間 各日17:30~20:00(約10分×各日10回、15分間隔)
観覧 無料・事前申込不要
source: PR TIMES
